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NHK朝の連続テレビ小説で、こんなシーンがありました。
終戦直後。日本に駐留している米軍兵4人組がある蕎麦屋さんを訪れます。 腕に自信がある蕎麦屋のあんちゃん。自信を持ってお蕎麦を出します。 4人組のうち何人かはさもおいしそうにそのお蕎麦を食べていました。 しばらくたち、4人は席を立ち他の座席に移動して団欒を始めました。 あんちゃんは食器を下げにテーブルに向います。そして目に入ってきたのは、 ほとんど手に付けられていないお蕎麦でした。 あんちゃんは屈辱を感じます。自信を持って差し出したお蕎麦です。 そのお椀を手にとって、既に別の座席に移った米軍兵に「もういらないのか?」と尋ねます。―「もういらない」 一触即発の雰囲気でしたが、あんちゃんは踏みとどまるのでした。 その後、4人組は腕相撲を始めます。 あんちゃんは裏の調理場に戻っていましたが、そこに米軍兵のうちの一人がやってきてこう言います。 「一緒に腕相撲やらないか?」 彼らは軽い遊びのつもりだったかもしれません。 しかし、あんちゃんは「絶対に負けられない」という表情で、受けて立ちます。 最初は劣勢のあんちゃん。しかし粘りに粘って、見事米軍兵を腕相撲で下したのでした。 負けず嫌いであること、誇りを持つことは、一種の才能なのかもしれません。 忘れてしまったかもしれない何かを思い出させてくれる、そんなシーンでした。
by shinya_fujimura
| 2011-08-18 11:47
| 人づくり試論
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