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そろそろ卒業が近づいてきました。卒業式の準備に向けて、様々な物事が動いています。
そのうちの1つが、寄付。 私の所属しているMid-Career MPA の同級生から、こんなメールが届きました。 「私たちのClass gift(クラスからの贈り物?) として、ケネディスクールに寄付をしましょう。目安は一人100ドルです。私たちは寄付率100%を目指します」 しかも、何人かがこの運動を推進しているらしく、私へのメールはマスメールではなくて、10人程度の他の同級生が宛先に挙がっていました。後日、丁寧にリマインダー(忘れないようにもう一度送られてくるメール)まで送られてきました。 もちろん日本の大学においては、少なくとも卒業時にこんなことは経験しませんでした。最近では大学から同窓生あてに寄付を求めるメールが送られてくることがありますが、もともとそういう文化のない日本では、やはり躊躇してしまいます。 アメリカは寄付文化の国 私は何となく義務感に駆られて寄付をしてしまいました。アメリカ人はどういう風に感じながら寄付しているんだろう、そういう疑問がわいてきました。 最近、被災地への義援金として募金活動を行ったばかりです。ケネディスクールより、被災地への寄付を増やした方が良いのではないかと葛藤したりもします。一方で随分とこの学校にお世話になったのも事実。それはそれで正しい選択のような気もします。 アメリカはこのような葛藤を経て、最も自分が貢献したいところに貢献できる仕組みを作っているのですね。政府を支持したくない人は、税金控除という仕組みによって、一定の範囲で被災地や自分の母校に自分の寄付を送ることができるのですから。 そう考えると、何やら素敵なシステムのようにも思えてきたのでした。
by shinya_fujimura
| 2011-04-05 12:26
| ケネディスクールでの生活
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