最新の記事
カテゴリ
以前の記事
2012年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
義援金活動は、原則として各自の所属する団体・組織を中心に行われました。Action for Japan Boston 自体は、各団体・組織によるノウハウの共有等の機能を担うことになりました。
私はケネディスクール所属ですから、早速ケネディスクールの日本人会の方々と募金活動の準備を始めることになりました。しかしハーバードは春休みに入っていたため1週間後でないと活動自体は開始できませんでした。そこでまずはMIT日本人会の方々の募金活動に参加させて頂き、色々と学ばせて頂きました。 MIT日本人会は Action for Japan Boston 結成の中心になった方々でもあります。さすがの団結力と行動力。震災からわずか3日後であったにもかかわらず、見事に準備を終えて募金活動に励んでらっしゃいました。場所もかの有名なMITのドームの下。MITでも人通りが最も多い場所の一つです。 道行く人たちが立ち止まっては5ドル、10ドルと寄付をしてくださいます。日本ではあまり目にしない光景です。この国の寄付意識の高さを感じさせられます。よくアメリカは寄付税制が発達しているから寄付も多いという話が出ます。たぶんそれはウソではありません。そういった要素は確かにあるでしょう。しかし今回のように5ドルや10ドルの寄付でわざわざ税控除を申し込む人は極めて少数派のようでした。実際、領収書の発行を求めて来る人はごく稀でした。 また、MITの方々は募金のみならず、ホワイトボードとペンを用意して時間に余裕のある人に日本人へのメッセージを書いてもらい、それをデジカメで撮影してすぐさまMIT日本人会のページにアップしてスライドショー形式で公開するという取り組みも行われていました。感動モノです。こちらでご覧になれます。 http://web.mit.edu/jam/www/ ともかくMITの方々の実行力には圧倒されました。 日本の若者の力は捨てたものではありません。 私たちも後に続かなければ。そういう想いを背に、ケネディスクールへと引き返したのでした。 (続きます)
by shinya_fujimura
| 2011-03-28 09:27
| ケネディスクールでの生活
|
ファン申請 |
||