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先日、ツイッターで原口前総務大臣が以下のような発言をされていました。
私は、「光の道」の実現への道筋を検討して結論を出していただくようにお願いしました。 それに対して、私はこうコメントしてみました。 やはり2~4年というスパンで同一の閣僚が一貫した目標を推進するという状況でなければ、こういった改革は難しいのでしょうか。ぜひ実現していただきたかったです。 それに対して、こんなご返答を頂きました。 ありがとうございます。おっしゃるとおりです。私たちが首相公選論を唱えてきたのも、同一の指導者が一貫した政策・戦略を先見性をもって、一定の長い期間に実行していくことが重要だと考えているからです。 当り前ですが、ツイッターがなければ実現しなかった大きな変化です。 民主政の過程が変化していくようです。 もちろん、ツイッター上で話された内容が公約となったり政策として実現されたりするわけではありません。重要なのは、transparency (透明性)と対抗言論という観点です。 ツイッターやブログの登場で最も大きく変わったことの一つが、 マスメディアをスルーできるようになった(通さなくてよくなった)ことではないでしょか。 自分の発言について何か本意に沿わないことがマスコミによって報道されたとしても、ここで反論し、真意を説明することができるようになりました。宇多田ヒカルの「買わないで」騒動もその好例と言えます。 透明性が上がった。すなわちこれまでマスコミや当の本人しか知らなかったことであっても、一般人の目にさらされる可能性が上がった。 さらに今まで一方的にマスコミに報道されてきた人たちが、マスコミの創り上げる印象に対して「対抗」する機会が確保されるようになった。すなわち対抗言論。 これらはいずれも民主政の過程を習熟させていくために必要な要素と言えるでしょう。 そしていくら強調しても足りないのが、一般人の目。 ツイッターやブログでの発言が本意であろうとなかろうと、一般人はそれを目にして印象を構成してゆく。 この流れに対応できるかどうか。それが今後の政治家の一つの試金石となっていくかもしれません。
by shinya_fujimura
| 2010-12-08 18:35
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