ボストン留学記


ケネディスクール留学を終えた筆者が新しい挑戦を始めます。
by shinya_fujimura
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第47号 日本人とアメリカ人 何が違うだろう? その5

文化の多様性がコミュニケーションのあり方にどのようなインパクトをもたらすのか。

一言でいえば、
「すべてを伝える必要がある」
ということではないでしょうか。

すなわち、
「言わなくてもわかるだろ」
は通用しないということです。

よく、大陸系と島国系の違いとしてかたられることもありますよね。
大陸では様々な人種・国籍・文化的背景の人が交わる機会が多いので、自己主張をしないと生きていけない。黙っていては損をする。そんな風に言われたりもします。

すべてを伝える。
それは、言葉にするということに限らず、絵や図表、ジェスチャーだっていいでしょう。
とにかく自分を表現して、伝えなければならない。

そういう前提で仕事をするとどうなるでしょう。
みんな、自分の考えを必死で伝えようとします。
聞き手は質問することを厭わなくなります。
だって、わからなくて当然なんですから。みんな違うんだから。

私はアメリカの会社に勤めていたのですが、まさにそういう状況を体験しました。
では、そういう状況で必要とされるコミュニケーションは、どのような原則に基づいていなければならないでしょう。
次号以降、私がアメリカの会社で働いた経験から理解した、グローバル化時代のコミュニケーション原則について考えてみたいと思います。

それはきっと、留学準備、特にエッセイや面接にも生かすことができると思います。

The topic for the next post is “a way of communication in a global company”

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-28 23:50 | 多事奏論

第46号 日本人とアメリカ人 何が違うだろう? その4

私が小学生のころ、国語の授業といえば、「読み」「書き」が中心でした。
「話す」「聞く」訓練をした記憶はほとんどありません。
一方アメリカでは、自分の考えを伝える力、表現する力を小さいころから教育されると聞きます。
日本に比べて、「読み」「書き」よりも「話す」「聞く」に重心があると言えるかもしれません。

もちろん、最近は日本の教育でもプレゼンテーションというものが重視され始めたように聞きます。
しかし、日本とアメリカでは、根本的な違いがあるように思います。

もっとも大きいのは、文化の多様性

日本の場合、小学校の同じクラスに外国人がいることはほとんどないでしょう。だから、みんな大体考えることは同じ。価値観も同じ。話さなくてもわかる。言わずが花と言ったりもします。
ところがアメリカをはじめ、諸外国ではそうではない国が多々あります。

そうなると、どういう違いが生まれるでしょうか?

もっとも大きな違いは、異文化コミュニケーション(どこかの英会話学校みたいですが)に必要とされる説明力の優劣でしょう。
異なる価値観やバックグランドを持った人と話をし、心を通わせるのは容易ではありません。日本では、そのような能力を鍛える機会に乏しい。

また、もうひとつ大きいのは、漢字の存在

常用漢字は2,000字もあります。この漢字をマスターするだけで、義務教育の限られた時間の多くを費やさなくてはなりません。もちろん、「読む」「書く」が中心にならざるを得ない。

この2つの違いが、コミュニケーションのあり方のみならず、仕事の進め方に至るまで、大きな違いを生み出しているのではないかと思うのです。次回以降、もう少し詳細に解説させてください。
(つづく)

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-27 23:30 | 多事奏論

第45号 日本人とアメリカ人 何が違うだろう? その3

アメリカ人は、30% の理解を70%, 80% の理解に上げるために、質問をする。
日本人は、90% わかって、ようやく質問をする。

そうだとすると、当然、アメリカ人は気軽にどんどん質問する。
一方、日本人は黙ってよく考えて、90% わかるまで考える。
90% わかったら、それを 100% にするために質問すればいいのに、もう大体わかったから質問はいいや となってしまう。

また、日本人は周りから「わかってないな」と思われたくないし、変な質問や簡単すぎる質問をすると話し手に失礼だと思っていたりもするから、余計に質問をしない。

そういうことって、ないでしょうか?
ちょっとステレオタイプ化しすぎかもしれませんが、アメリカ人と日本人にはそういう違いがあるように思えてなりません。

私は、この差は、アメリカと日本の教育の違いに起因しているのではないかと思っています。
(つづく)

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-26 23:02 | 多事奏論

第44号 日本人とアメリカ人 何が違うだろう? その2

前号で書いたように、アメリカ人のメールは簡潔と感じることがよくあります。
私自身、アメリカ人上司と働いたこともあるのですが、私が下書きした回りくどい英文メールを修正されるということがよくありました。
ついつい、言葉を尽くして説明しなきゃと思ってしまうんです。

もちろん、アメリカ人だからといって、いつでも単刀直入に自分の意見を言ったり、人を批判したりしても良いというわけではないでしょう。
しかも、あまりに簡潔すぎては、意図がきちんと伝わらないのでは?という疑問もわきます。

そういうとき、どうしているのでしょう。
私は、「質問」にそのナゾをひも解くカギがあるのではないかと感じています。

私が知人から聞いた話をご紹介します。

アメリカ人は、30% の理解を70%, 80% の理解に上げるために、質問をする。
日本人は、90% わかって、ようやく質問をする。

なるほど!
と私は思いました。
(つづく)

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-25 15:00 | 多事奏論

第43号 日本人とアメリカ人 何が違うだろう?

少しずつ、ボストンへの渡航準備をしています。
最近はビザの準備に加えて、寮の手続きを始めました。
時差もあるので、大学とのやりとりは主にメールです。

メールのやり取りは、きわめて簡潔です。
例えば、ビザの手続きに関連して、新生銀行やソニー銀行の口座で財政証明できるのかを聞いてみたところ、

Unfortunately, our policies are strict and we do not provide any exceptions. The bank statements provided must meet all criteria as stated in the instructions.

こんな答えが返ってきました。これだけです。
残念!(涙)

ある意味、素っ気ない。でも、わかりやすいコミュニケーション。
これがアメリカの強みでもあるのではないかと感じることがあります。
その点について、これから少しだけ書いてみたいと思っています。
少々お付き合いください。

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-24 20:57 | 多事奏論

第42号 渡米準備始まり! Visa取得までの手続き②

ビザを取るためには、①大学から、トラベルドキュメント(F1の場合はI-20、J1の場合はDS-2019と呼ばれます)を入手する、②このトラベルドキュメントとパスポートを持って大使館でビザを発給してもらう、という手続きになります。トラベルドキュメントというのは、「この人はうちの大学でこの期間この学問を修めることになっています。財政的にも問題ありません」という、言わば保証宣言のようなものです。

ハーバードの場合は、トラベルドキュメントを入手するためには、Financial Certificationを大学に提出しなければいけません。これは、大学の1年目の学費・生活費をまかなう十分な財政基盤があるということを証明するための書類です。

資金源毎に提出する書類は違っていて、
① 奨学金 → 奨学金授与の通知とその金額(ドル建て)
② 社費留学 → 会社のレターヘッドがついたレター(金額、期間)
③ 自費 → 残高証明書
④ ローン → ローン授与承認書もしくは関心表明書(金額、期間、貸与条件)

③については、どの銀行かという点でいろいろな条件があります。
1) 銀行口座の口座名義が本人であること。
2) 口座はドル建てであること。
3) アメリカに支店のある銀行であること。これは、邦銀で海外支店があるか、外国銀行で日本支店があればよいようです。
4) 普通預金であること。
5) この口座資金は留学目的に使用されること

私はメインの銀行が新生銀行とソニー銀行なので、他の銀行にドル建ての資金を作る必要がありそうです。

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-15 20:52 | 絶対合格の留学準備術

第41号 渡米準備始まり! Visa取得までの手続き①

いよいよ渡米準備の始まりです。まず第一に重要となるのが学生ビザの取得。企業派遣などでは、人事課が手続きをしてくれるようですが、私は自費で留学を目指しているので、ビザなども自分で取得する必要があります。
学校によってもちょっと違うかもしれませんが、手続きのイメージをご紹介します。

ケネディスクールの説明サイトによれば、学生ビザはF1かJ1ビザを取得する必要があるとのこと。
その違いは、自費以外の留学資金が50%以下の場合はF1ビザ、留学資金の50%以上が大学、自社、国際機関などから支援されている場合は、F1ビザとJ1ビザのどちらかから選べるようです。
フルブライトなど、幾つかの奨学金はJ1ビザを選ぶことを義務づけています。

F1であれば、卒業後1年間、自分の学位と関係があれば、Practical Trainingという名前の下に就業することが可能だそうです。
(F1ビザがない場合は、雇い主からビザをスポンサーしてもらうことが必要で、今この制限が非常に厳しくなっているようです)
J1でもAcademic Trainingという同様の制度があるようですが、こちらは、卒業の30日前までに就職先が決まっていないといけないようです。

また、F1の場合、配偶者は仕事には就けませんが、J1であれば仕事をすることが可能なようです。

ビザによって、いろいろな自由と制約があるんですね。
ほとんどの場合は選択の余地などないのかもしれませんが、留学後の計画を立てる上で、ビザによる制約の違いを知っておくのは有用なのかもしれません。

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-13 22:56 | 絶対合格の留学準備術

第40号 FAQ その1

ブログを開設してから3ヶ月経ちましたが、その間、ブログ経由もしくはメールで様々なご質問をいただきました。今日はそのうちの1つを紹介させていただきます。

数日前にいただいた質問ですが、
MC/MPAの夏学期の期間はいつまででしょうか
というご質問でした。

ケネディスクールのMC/MPAでは、ほぼ100%の人がサマープログラムに参加するそうです。
私に届いた letter of admission (入学許可通知)にも、conditional upon participation in the summer program というようなことが書いてあったように記憶しています。
もちろん、この夏、私は参加します。

そこで気になるのが、その期間。
特にMC/MPAの学生の場合、社会人で働いている人というのが前提ですから、休職していいらっしゃる方も多いでしょうか。
そうとなれば、夏休みはどれくらい取れるの!?
というのは、かなり重要ですよね。

さて、回答ですが、下記のウェブサイトによりますと、

The 2010 Mid-Career Summer Program will run from July 21 through August 19
http://www.hks.harvard.edu/degrees/masters/mc-mpa/curriculum/summer

だそうです。

7月21日から。早いですね!
なかなか夏休みは取りにくいかもしれません(涙)

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-10 21:33 | 多事奏論

第39号 合格発表の時期

4月になりました。桜が満開になり始めましたね。
会社では新入社員を迎え、大学では新入生を受け入れる。
そんな季節に桜はよく似合います。

そして、4月といえば、ケネディスクールもそろそろ合格発表。
私は昨年MPA/MCに応募しましたので、合格通知が届いたのは5月上旬でしたが、その他のMPPやMPAの場合は、4月に通知が届くようです。
もう合格通知が届いて春を迎えられた方もいらっしゃるでしょうか。
どんな同級生と会えるのか、今からワクワクしています。

4月5日にはワシントンD.C.で、New Admit (新入生)対象のレセプションが開催されるようです。こういう企画もアメリカならではですね。さすがにワシントンまで行くことはできませんが、できることなら参加してみたい。

来年1月に出願を目指されている方は、そろそろ受験準備本格化の時期でしょうか。
お役に立てることがあればできる限り応えさせていただきたいと思っておりますので、お気軽にコメントお残しください。
また引き続き、留学準備に関する記事をアップしていきます。

(本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
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by shinya_fujimura | 2010-04-04 05:28 | 絶対合格の留学準備術