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今朝は本当に興奮しましたね!
私は新宿東南口のあるビヤ・バーで30人ほどで観戦していたのですが、会場も大盛り上がりを見せていました。直接FKが2本も決まるなんて。今まで見たこともないようなゲーム。最後の本田の相手DFを交わす魅惑のドリブルからのパスも最高で、あの瞬間、ようやく決勝トーナメント進出を確信しました。いよいよ本田を中心としたチームになってきたなという感がします。 思い返せば去年の9月オランダ戦。チームのエースは中村俊輔でした。そこでフリーキックを蹴らせてほしいと中村に向かって主張したのが本田でした。 中村俊輔は年が明けてからケガで本領を発揮できず、徐々に出場機会を失っていきました。ドイツW杯終了後、チームを引っ張ってきたのは中村。誰もがエースの復活を期待していたものと思います。しかしそのエースがW杯初戦で日の目を見ることはありませんでした。 エースの交代 それは、監督にとって最も苦渋の決断ではないでしょうか。エースが交代すれば戦い方も変更せざるを得ないのみならず、何よりも士気に影響が出かねない。 ここから先は、深読みしすぎかもしれません。 それは、エースである中村俊輔にとっても難しい決断であったと思います。決断するのは監督であって、俊輔じゃないだろう。そういう声もあるかもしれません。しかし、私は彼がケガで休養をとるという行為自体に、彼の決断が含まれているように感じました。 自分の力の衰え、ケガの影響、そして自分が出場することによってチームにかかる迷惑。本人ほど、それを自覚できる人はいないでしょう。そしてチームが勝つことを重視するならば、自分は出ない方がいいかもしれない。そういう考えが頭をよぎることもあるのではないでしょうか。俊輔は試合に出られなかったことについて、こう語っていました。 「(守備的に戦わざるを得ないチームの現状について)W杯で勝つためには、こういう戦い方が必要」 私はそこに大人の決断があるような気がしました。俊輔は、自分が入る戦い方がベストでないことを感じていた。それは自分がケガをして本調子でないなら尚更のこと。そこで無理をせず自ら十分休養を取ることで、自分としてもベストの状態で試合に臨むことができる準備を整えつつ、出番を待つ。そうする一方で、恩師でもある岡田監督がW杯でベストの布陣を組むという選択がしやすくなるよう配慮する。つまり、俊輔がケガであれば、代役を立てるのが監督として当然という雰囲気を作る。そんな大人の配慮があるように感じました。 これはすべて、単なる深読みかもしれません。エースとして日本代表を支えてきた中村俊輔の大人の決断。そう感じずにはいられません。 (本記事に関するコメント、ご質問は大歓迎です!)
by shinya_fujimura
| 2010-06-25 17:57
| スポーツ
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